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「論理式の変形(集合と論理演算)」についてわかりやすく解説|基礎理論・基本情報技術者試験

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|論理式の変形について解説

 ここでは、「論理式の変形」について解説します。

 論理式の変形は、論理演算を用いて論理式を簡潔かつ等価な形に変換する方法です。

 これにより、複雑な論理式を理解しやすくし、問題解決や設計に役立てることができます。

 

 論理式の変形には、いくつかの基本法則が存在します。

<代表的な基本法則を解説>

 

1.同一律(Identity Law)

 ・「A∧T = A」

 ・「A∨F = A」

 これは、論理積(AND)において真(T)を結合しても変化がなく、論理和(OR)において偽(F)を結合しても変化がないことを示しています。

 

2.吸収法則(Absorption Law)

 ・「A∨(A∧B) = A」

 ・「A∧(A∨B) = A」

 これは、論理和(OR)と論理積(AND)の間において、同じ要素がある場合に一方の演算子を省略できることを示しています。

 

3.ド・モルガンの法則(De Morgan's Laws)

 ・「¬(A∧B) = (¬A)∨(¬B)」

 ・「¬(A∨B) = (¬A)∧(¬B)」

 これは、論理積(AND)や論理和(OR)における否定(¬)の位置を入れ替えることができる法則です。

 

4.分配法則(Distribution Law)

 ・「A∧(B∨C) = (A∧B)∨(A∧C)」

 ・「A∨(B∧C) = (A∨B)∧(A∨C)」

 これは、論理積(AND)と論理和(OR)の間で分配が成り立つことを示しています。

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|論理式の変形(まとめ)

 論理式の変形は、論理回路の最適化や論理証明など、情報処理において重要な手法です。

 これらの基本法則を使って論理式を変形することで、論理式の意味を保ちながら簡潔かつ等価な形に変換することができます。

 変形された論理式は、真偽値表や回路設計など、様々な場面で有用です。

 試験の範囲においては、基本的な変形法則の理解とその適用が求められます。

 練習問題や過去問を通じて、論理式の変形に慣れるようにしましょう。

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